こんにちは
社会医療法人ましき会 理事長 松永 哲夫

ようこそましき会ホームページへ。 皆さまはいろんな目的があってこのホームページを開かれたことと思いますが、益城病院と皆さまとをつなぐコミュニケーション手段はあまり多くありません。必要な情報が皆さまに提供できるようこれからも努めて参ります。
さて益城病院は2025年に75周年を迎えました。昭和25年開業ですから昭和、平成、令和と3時代にわたって利用者の皆さまにお付き合い頂いたことになります。
私は、2025年7月、犬飼邦明先生から理事長を引き継ぐことになりました。
私自身、当院には33年3ヶ月(2025年7月時点)の長きにわたって働かせていただいて、利用者の皆さんにも病院自体にも大変な恩義を感じております。
数年先には当院は若々しく生まれ変わる予定でありますが、それまでの間、最後の御奉公という気持ちで務めさせていただく所存です。
現在の最大の目標はサービス提供をさせて頂く人材の育成です。いくらICT化を進めても医療の提供は人手に頼らざるを得ませんし、利用者のニーズを受けとめる感覚も生身の人間にしか分からないようです。
このホームページが皆さまとの出逢いとそして正しい情報を通じて皆さまとの交流の場となることを願っております。
2025年7月1日
地域に開かれ、
地域に貢献できる病院
益城病院 院長 渡邊 信夫

2016年9月に熊本地震で甚大な被害を受けた益城病院は、様々な復興支援を経て、2019年5月に新益城病院が移転オープンしました。移転時に記念植樹したコブシが白い花を咲かせ、トキワマンサクが紅い可憐な花をつけ、春には桜が満開となります。時を重ねるごとに木々は根付き、花を咲かせ、病院を彩り、気持ちを和ませてくれています。新病院は個室中心、少人数グループで、よりきめ細やかな対応ができるユニット構成となっています。各病棟は、明るく眺めも良く、過ごしやすいように配慮されています。
昨今の大規模自然災害の多発や新型コロナウイルスの感染拡大は、各方面に多大な影響を及ぼしています。精神科医療を取り巻く環境も、情勢の変化を敏感に感じ取り、柔軟に対応できるような病院にしなければなりません。そのような中、難しい局面での判断のよりどころは当院の基本理念だろうと考えます。
それぞれの職員が、この理念を胸に協力して役割を果たし、新しい病院のそれぞれの部署に色を付け、利用される皆様に、安心して療養できる環境を目指すとともに、益城病院のこれまでの歴史に思いを馳せながら、これからも、地域に開かれ、地域に貢献できる病院を目指しています。
益城病院基本理念
「患者さんとそのご家族に対し、最善のプロフェッショナルサービスを提供し、精神科医療の責任ある担い手として、地域の医療・福祉・文化に貢献します」
2020年10月吉日