もの忘れ

もの忘れが心配な方を対象に、丁寧な問診や画像、認知機能および血液検査等を行い、診断・治療につなげています。
認知症では記憶・判断力などの障害によって日常生活や社会生活に困難が生じてきます。ご本人だけではなく、認知症の治療や介護などでお悩みのご家族に対する心理的サポートにも力を入れ、介護保険の申請をはじめとした社会資源の活用など、必要な情報提供を行っております。

うつ病

うつ病は、憂うつ的な気分が続く、気力が出ない、興味がわかない、死にたくなる、といった精神症状や、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体症状が出現する病気です。薬物療法、精神療法、休養などにより治療することが可能です。薬物療法は、医師が抗うつ薬の中から症状に合ったものを処方します。精神療法は、医師が病気の原因となった問題を患者さんが自ら解決できるように援助します。

統合失調症

統合失調症は、幻覚、妄想、認知機能異常などさまざまな症状が現れる病気で、脳の機能異常が原因といわれています。症状を抑えるためにお薬を用いる薬物療法と、患者さんの状態に合わせて心理的なサポートを行い精神的な安定を図る精神療法を組み合わせて治療します。

アルコール依存症

アルコール依存症は性格や意思の問題ではありません。病気の本態は、「アルコールによって脳内麻薬ができる」という体質の問題です。治療により、本人の身体、精神、家族関係や仕事をはじめとした社会生活を回復することが可能です。

治療プログラム
アルコール依存症の治療プログラムは、通院と入院の2通りです。入院の場合は、開放病棟で断酒を目的とした3ヵ月間のプログラムです。外来の場合は、通院治療を続けながら断酒を継続できるようサポートします。
院内断酒会

週に1度、入院・通院患者を対象に院内断酒会を行っています。患者さんの家族を対象にした家族会も開催しています。

開催日時
日時 毎週火曜日 13:00〜15:00
場所 益城病院1F 風のかけはし

てんかん

「てんかん」は脳の神経細胞が一時的に過剰な電気的興奮を起こすことによって、てんかん発作が繰り返し起こる慢性の病気です。てんかんの治療は、抗てんかん薬を毎日規則的に服用し、発作を抑制していく薬物療法が主流です。

児童・思春期相談

児童・思春期対象の専門外来を設けています。
※現在は再来の方のみの診察を行っています。
益城病院では、子どもたちが来院しやすいように、一般外来とは別に落ち着く雰囲気の外来スペースを作りました。心に問題をかかえるお子さんと保護者のために、それぞれのお子さんに合ったサポートを行います。

スポーツ療法
18歳以下の生徒・学生を対象に、スポーツ療法士・医師・公認心理師が参加して、スポーツによる集団療法の場を提供しています。(毎週木曜日 14:00〜15:30)

歯科

一般の歯科受診が困難な患者さんをはじめ、地域の方々も受診できる歯科外来です。診療日は月曜・水曜の週2日です。(令和6年4月現在)

診療時間

月曜・水曜 9:00〜12:00 / 
13:00〜17:00